ダイエットと言えば運動。その運動ですが、脂肪って激しい運動をしないと燃えないと思っていませんか?
実はそんなことなくて、一番脂肪が燃えやすい運動のレベルはそんなに激しくないんです。
その際にポイントとなるのが、心拍数。一番効率的に脂肪が燃える心拍数って知ってます?
これは知っておかないと。脂肪が燃えやすい心拍数を計算する方法
コンテンツ
心拍数と運動の関係
まずは心拍数と運動の関係、関連性を知るところから。
平常時の心拍数は、大人の場合は1分間あたり70回程度が普通です。
これが、運動をすると上がっていくわけです。
激しければ激しいほど上がります。
「はぁ、はぁ」と息が切れる、というのがその運動量でわかりますよね。
一番脂肪が燃焼しやすいのが、だいたい最大心拍数の60%程度をキープできる運動量。
60%と言われても、、、ということだと思いますが、少しは会話をしながら運動ができるレベルとなります。
まぁ、ちょっと息は上がるものの会話はできますよ、という感じでしょうか。
最適な心拍数を計算する
では、実際の最適な心拍数を計算する方法です。
1、まずは最大心拍数を計算する
最大心拍数=220-年齢
で、年齢に基づいた最大心拍数が計算できます。
もちろん個人差はあるのですが、この方法で年齢による最大心拍数を計算します。
2、脂肪燃焼に最適な60%程度の心拍数を計算する
その前に安静時の心拍数の確認方法ですね。
最近はApple Watchなどのスマートウォッチで心拍数を測れるものも出ていますが、私も含め「そんなもの持ってないよ」、という場合は、この方法でカウントしてみてください。
カウント方法:
手首の内側や首のサイドにある動脈に手を当てて、10秒間に何回脈が打つか数え、それを6倍すれば1分間の脈拍。
かなり簡単ですね。スマートウォッチなんかいらないです。(負け惜しみ。。。)
上記の年齢による最大心拍数から、60%の心拍数はこの方法で算出できます。
最適な心拍数=(最大心拍数-安静時心拍数)×0.6+安静時心拍数
たとえば、安静時心拍数が70で30歳の人なら142となります。
これはカルボーネン法という計算方法に基づいたものです。
年齢に応じた安静時の心拍数が70の人の60%の心拍数を計算した結果を表にしましたので、参考にしてみてください。
年齢 | 60%心拍数 |
---|---|
25歳 | 145 |
26歳 | 144.4 |
27歳 | 143.8 |
28歳 | 143.2 |
29歳 | 142.6 |
30歳 | 142 |
31歳 | 141.4 |
32歳 | 140.8 |
33歳 | 140.2 |
34歳 | 139.6 |
35歳 | 139 |
36歳 | 138.4 |
37歳 | 137.8 |
38歳 | 137.2 |
39歳 | 136.6 |
40歳 | 136 |
41歳 | 135.4 |
42歳 | 134.8 |
43歳 | 134.2 |
44歳 | 133.6 |
45歳 | 133 |
60%程度となる最適な運動とは?
そして気になる実際に「60%程度の運動」とはどのようなものが当てはまるかと言うと、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動となります。
ダイエットというと、激しい運動をすればよいと思っている人もいるかもしれませんが、こういったことからもそうではないことが分かりますね。
ジョギングもタイムアタックみたいな感じじゃなくて、軽い感じでOKなので気軽に始めてみてはいかかでしょうか。