ダイエットをしているのになかなか体重が減らなくて困っていませんか?
そんなあなたは実は貧血気味だったりしないでしょうか。
あなたは、貧血気味の人がやせにくいという話を聞いたことありますか?
実は貧血とダイエットって結構密接な関係があるんです。
どうやらその理由は血にあるのではなく、あるものが不足していることが理由だったのです。
貧血とダイエットの密接な関係
コンテンツ
食事のカロリーを気にしてても一向にやせない、それどころか太ってきてしまう、という人っていますよね。
私も良く分かります。
年齢とともに基礎代謝が下がるので、その分カロリー消費が少なくなって痩せづらい、いや、太りやすい身体になってきているというものもあると思いますが、年齢に関わらず太る人はもしかしたら貧血なのかもしれません。
実は、太りやすい人には貧血気味の人が多いとか。
ちなみに貧血って血が少ない状態ではなく、血液が薄くなった状態のことを言うんです。
血液が薄くなった状態というのは、ヘモグロビン濃度が基準値を下回る状態のことで、それを一般的に貧血と言います。
要はヘモグロビンというタンパク質の一種が不足している状態のことが貧血状態ということです。
このヘモグロビンがどんなことをしているかというと、実は酸素を運ぶ重要な役割を担っているんです。
脂肪を分解するのにはリパーゼという酵素が必要です。で、このリパーゼは酸素によって活性化されます。
よって、ヘモグロビンが不足して酸素が細胞に運ばれなくなると痩せにくいからだになるわけです。
貧血対策にはヘモグロビンを補給せよ
では、このヘモグロビンを補給するにはどうすればよいのか?ですね。
一言でいえば鉄分の多い食事を心がけると補うことができます。
鉄分の多い食材と言うと
- レバー
- アサリ
- シジミ
- ヒジキ
- ホウレンソウ
- カツオ
- 赤貝
- 菜の花
- カキ
- 小松菜
- タマゴ
- 大豆
などです。
ダイエット中だからと言ってカロリーが低く栄養がない食事ばかりしていると、貧血という観点からはあまり良くない状態である可能性もあるんですね。
呼吸とダイエットの関係とは?
そして、貧血以外にもう一つ忘れてはならないのが呼吸
浅い呼吸の人は肺をフルに使った呼吸ができていない状態です。
そうなると空気を体に取り入れる量が少なくなってしまい、おのずと酸素量も少なくなってしまいます。
痩せやすいカラダには多くの酸素が必要なんです。
その酸素は大きく呼吸をすることによりたくさん取り入れることができます。
そして、取り込んだ酸素をしっかりと送るために、ヘモグロビンが重要な役割を担っています。
ヘモグロビンを増やすには鉄分を多く取れる食材を意識して食べること、ですね。
まとめ
ダイエットの効果を得るためには、たくさんの酸素とその酸素を運ぶためのヘモグロビンが必要です。
たくさんの酸素を取り込むためは大きな呼吸をすること、そしてヘモグロビンを増やすためには鉄分を多く含んだ食材を食べる事です。
これだけを意識することで、貧血を防ぎながら、やせやすい身体を作ることができるようになります。